Fig.4. The correlation of isometric knee extension and flexion to total body and legs BMD.
Fig.5. The correlation of isometric knee extension and flexion the weight at the rate to total body and legs BMD.
加、すなわち加齢に伴うエストロゲンの分泌量の低下に起因する骨吸収の促進による骨量の減少がもたらすカルシウム吸収の低下と身体活動量の低下が主に関与しているものと考えられる。 身体運動と骨密度の関係について調査した報告をみると、運動がネガティブに作用するという報告もみられるが骨密度を維持、増加させるというポジティブに作用するという報告が多くみられる7,11)。さらに、バレーボールやバドミントン、アネロビックの運動のように重力に抗して強い衝撃を伴う運動がより骨密度を上昇させることが報告されている一方、ウォーキングによっても骨密度を維持できるという報告もみられる3,4,10).また、田畑10)は運動の骨密度に対する効果が局所的であると述べている。日常的に高強度の運動を行っていない本研究の被験者においてTotal BMC,BMDと体重、身長との間には有意な関係はみられなかった。しかし、Leg BMCと体重との間には5%
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